ETC車載器管理番号が本気で分からず再セットアップできず!意外にコレで分かった!
ETC車載器が付いた車を譲り受けてナンバーが変わったのでETCの再セットアップを行いました。
その時の記事はこちら。
【リンク】
オートバックスでETCの再セットアップやってきた。いくらかかる?時間は?
結果的には再セットアップができたのですが、不運にも時間とお金が通常よりもかかってしまったのです。
その理由は『ETC車載器管理番号』が分からないから!
ETCを再セットアップする際は、ETC車載器管理番号が必須なのです。
通常であれば、前回、ETCをセットアップした時に発行される「ETC車載器セットアップ申込書・証明書」に記載されているので難なく分かります。
私の車は知人より譲り受けた車です。
ダッシュボードに、いろんな資料がファイリングされているSUBARUのロゴの入ったファイルがあったので、その中を全てひっくり返しますがそんなものはありません。
知人に確認したところ、
「そのファイルになかったら残念ながら無い」
とのこと。
「ETC車載器セットアップ申込書・証明書」を失くしてしまったとはいえ、なんだかんだこういった手の事は救済措置が備わっているもの。
オートバックスに聞いたら、「本体の裏側に貼ってあるので何とかなります」とのことでした。
なので、特に心配はしていなかったのですが、妙な胸騒ぎが。。。
後にこの不安は的中するのでした。
本体裏側に貼ってあるはずのETC車載器管理番号がない!
早速ですが、ETC本体の裏側に貼ってある車載器管理番号を確認。
しかし、シールが見えません。
そう、僕のETC本体はフロントガラスに両面テープで固定されているタイプなのです。
なのでETC本体の裏側は両面テープで覆われているので分からないのです。
その場合はいったんETC本体のいったん取り外して、両面テープを剥がして車載器管理番号を確認します。
その後、再度付け直す事となりました。
この時点でオートバックスより再セットアップ料金である\2,700-以外に下記金額が請求されることになります。
1.取り付け工賃 \540
取り外し、取り付け作業となることから作業費用が計上されました。
2.両面テープ \421
新たに取り付ける際に使う両面テープはサービスしてくれるだろう。という淡い期待はその5秒後に裏切られました。
店内にあった「強力車用両面テープ」をしっかり買わされました。当然といえば当然か。
多少とはいえ、本来かからなくて良いお金がかかるのは腹正しいが仕方がない。
上記費用を支払って作業を続行してもらうことに。
でもこれで車載器管理番号が分かるから良いじゃん!と自分自身を納得させる。
…。
………。
「残念ながら車載器管理番号が確認できませんでした」
オートバックスの店員さんから、無常にもこの言葉を告げられました。
スポンサードリンク車載器管理番号シールが剥がされている
事の状況を聞いてみると、ETC本体を取り外し両面テープを剥がしたところ、貼ってあるはずの車載器管理番号シールが剥がされているとのこと。
いくらなんでも、この車はもらったものとはいえ、某保険会社社長の御子息から譲り受けたもの。
そんな由緒正しき人間が管理番号シールを剥がしてしまう事はなかろう。
『両面テープを剥がした時に、そのシールが両面テープ側にくっついているだけなんじゃないのか?』と突っ込もうと思ったのだが、かなり本件に真摯に取り組んでくれているので言うのをやめました。
次に試したのはETC本体から車載機器管理番号を音声確認する方法
次に試したのETC本体から車載機器管理番号を音声確認する方法です。
三菱のETC本体は、機器ごとに異なるがある特別な操作を行うことで「特殊モード」に移行可能です。
その特殊モードに移行した状態で、ある特定の操作を行うことで、ETC本体に車載機器管理番号を喋らせるのだ。
【リンク】
三菱 ETC車載機器管理番号確認方法
該当機種を調べて上記リンクの方法を試すも、特殊モードに移行できない。
どの店員さんがやっても喋らない。
いよいよ機器本体から管理番号を確認する方法は万策つきました。
次に試したのは車のナンバーから車載機器管理番号を検索する方法
次に提案されたのは譲り受けたときの(前オーナーの時の)車のナンバーから検索するもの。
検索先は下記2システムだ。
1.オートバックスのETC作業履歴
2.ETCシステムを管理運営しているオルセに問い合わせる
オートバックスのスタッフに、『前オーナーの時の車のナンバーはわかりますか?』と聞かれたので伝えると、「検索してみます」と消えていった。
非常に一生懸命やってくれる。
で…。
……。
ダメでした。
該当のナンバーでは検索がひっかからかったとのこと。
オルセに聞いてもダメだったようです。
スポンサードリンクいよいよ解決の時がきた
これだけやってダメなら、もう新しいETC本体を買おうかと思いました。
その時に、
「前回のオーナーさんのナンバーより古いナンバーで登録されているのでは?」
とオートバックスのスタッフさんが言いました。
そういえば、知人は「元々は親父から譲り受けた車」と言っていた気がするとのこと。
(実は知人というのは私の奥さんの知人なのです)
再度ダッシュボードのファイルの出番です。
こと細かくあらゆる書類を目を凝らしてみていきます。
書類は整備履歴等がメインでナンバーが書かれているものが多く、私が取得したナンバーか、前オーナーの書類ばかりです。
その時です。
全く異なる地域のナンバーが記載された書類があったのです。
『コレだ!!』
なんと15年以上前のナンバーです。
オートバックスのETC作業履歴やオルセへの問い合わせに使える検索キーとして有効なのかは分からないがスタッフさんは、
「やってみます!」
と力強い言葉で消えていきます。
その5分後….。
…。
……。
「ETC車載機器管理番号が取得できました。現在作業中です。」
そして、10分くらいでPIT(車両工場)に呼ばれ、作業員より説明を受けました。
オートバックスの作業履歴の検索で分かったそうです。
つまり、前オーナーのお父さんも15年前にオートバックスでETCを取り付けしていたのです。
スポンサードリンクETC車載機器管理番号はどうにか分かる
ETC車載機器管理番号を探索するのにかなり時間を要してしまいました。
オートバックスのスタッフさんに感謝です。
本件を通して私は下記3点に感動しました。
・オートバックスのスタッフさんが取り付け工賃540円では到底足りない働きをしてくれたこと
・15年前のナンバーでオートバックスの作業履歴の検索に当たったこと
(15年という期間はシステム界では長く、通常システムが更改されたりして当たらない事が多い)
・知人のお父さんが15年前のETC取り付けをオートバックスで行っていたこと
(オートバックスというブランドに思う、カー用品のデファクトスタンダードさ加減)
今回の発端は前オーナーが「ETC車載器セットアップ申込書・証明書」を残念ながら紛失してしまっていたこと。
私も、そして皆さんもこの証明書を大切に保管することをおすすめいたします。
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