スーツを毎日変える事により分かった事
2015/08/09
恥ずかしながら僕は、スーツは毎日同じものを着続け、ダメになるまで着倒しているタイプだった。
例えスーツを2着いっぺんに買ったとしても、1着をひたすら着倒し、もう1着はクローゼットでスタンバイ状態である。
このように、
スーツは毎日変えながら出勤
という事とは程遠い生活だった。
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高校の時は、学ラン。
季節の衣替えが無い限りは毎日同じ学ランを着ていた。
その後大学に入り、卒業後に一般企業に就職したわけだが、仕事着であるスーツは学生時代の学ランと同じ立ち位置に感じてしまったのかもしれない。
まして、その就職先の会社は、スーツは黒以外NGで、おしゃれを楽しめるような会社ではなかった。
先輩たちを見ても毎日黒いスーツなので、日々スーツを換えて出勤しているようには見えなかったのである。
(本当は変えていたのかもしれないが黒なので換えてる事が感じられなかった)
これが例えば、
グレー ⇒ 濃紺 ⇒ 黒 ⇒ 紺色 ⇒ チャコールグレー
というように、明らかに色の異なるスーツを先輩・同僚が換えて着ているのが分かる環境だったら、僕もスーツを日々換える習慣が根付いたと思う。
と、周りの環境のせいにしてはいけないが、事実そういう事がない限り、スーツは毎日換えるものという認識は無かった。
34歳にして毎日換えるようにしてみた
その新卒の時に働いていた会社は転職し、今の会社は2社目である。
2社目の会社の3年目くらいの時に、いつもの通り着倒したスーツが限界になったので紳士服量販店に新しいスーツを買いにいった。
その時、たまたま奥さんもスーツの買い物に付いてきていて、突然、
グレーのスーツと、紺のスーツを買って毎日換えて着ていく
方向でのスーツ探しを命じられた。
そもそも、今までの新卒の時の会社の流れで、スーツは黒以外着たことないし、紺ならまだしもグレーのスーツなんて勇気が出なかった。
でも、思い切って買ってみる事に。
いつもシャープな折り目に感動
で、結局奥さんの言うとおりに、
グレーのスーツと、紺のスーツを買って毎日換えて出勤していってみた。
すると、色々な事が分かった。
まず、スーツの折り目がいつでもシャープなのである。
今までは、スーツのズボンなんて折り目はほとんど消えてしまっていた。
そして、スーツの色を変えることにより、日々フレッシュな気持ちで出勤する事ができた。
また、スーツの劣化も全然違う。
1日休ませながら着ているだけで、明らかに長持ちしているのである。
スーツにも休息が必要なのである。
スーツを日々換えて、気持ちも日々変わる
きっと、この記事を読んでいるなら、君は毎日同じスーツを着て出勤しているだろう。
そこで、1つ提案がある。
だまされたと思って、新たにスーツを買って、日々スーツを換えて出勤してみて欲しい。
(できれば新たに2着)
前述の通り、色々なことが見えてくるし変わってくる。
もし、全然変わらなかったら、また1着のスーツを着まわすスタイルに戻せば良い。
なので、新しいスーツを買ったって、特に無駄にならない。
是非試してみて欲しい。
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